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IAAF世界陸上2007大阪

政策の紹介 -意見書-

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平成18年10月13日 意見書
肝炎対策の推進に関する意見書

衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣
総務大臣  厚生労働大臣 各あて

大阪市会議長名

現在、我が国には、肝炎ウイルスの感染者がB型で約150万人、C型が約200万人いるといわれている。

とりわけC型肝炎は、過去に大きな手術をされた方、出産等で出血の多かった方は、止血の目的で使用されたフィブリノゲン製剤により、C型肝炎ウイルス感染の可能性が高いと考えられている。

肝炎は、感染してもほとんど自覚症状がないため、感染していることに気づかない場合が多く、放置すると肝硬変や肝がんに移行する危険性の高い深刻な病気である。肝がんの大部分はC型肝炎ウイルスに起因しており、特に大阪は肝がんによる死亡率が全国一高いという状況であるため、早急な対応が求められている。

このような中、国は肝炎検査体制の整備を図るなど、総合的な対策に取り組まれているが、さらにその根絶に向けて、感染の原因を解明するとともに、感染者を早期に発見し、早期に治療ができるシステムの構築が至急必要である。

よって国におかれては、肝炎対策のさらなる推進を図るため、追跡調査による感染実態の究明、肝炎ウイルス検査体制の一層の充実、ウイルス性肝炎の治療体制の整備や治療水準の向上を図るとともに、診療等にかかる費用の自己負担の軽減措置を講じられるよう強く要望する。また肝炎に対する偏見・差別をなくすため、正しい知識の普及・啓発に努められるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

脳脊髄液減少症の研究・治療等の推進を求める意見書

衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣
総務大臣  厚生労働大臣 各あて

大阪市会議長名

脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害、落下事故、暴力などによる頭部や全身への強い衝撃によって脳脊髄液が慢性的に漏れ続け、頭痛、首や背中の痛み、腰痛、目まい、吐き気、視力低下、耳鳴り、思考力低下、うつ症状、睡眠障害、極端な全身倦怠感、疲労感等の様々な症状が複合的に発現する病気であり、難治性のいわゆる「むち打ち症」の原因として注目されている。

しかし、この病気は、これまで原因が特定されない場合が多く、「怠け病」あるいは「精神的なもの」と判断されたため、患者の肉体的、精神的苦痛はもとより、患者の家族等の苦労も計り知れなかった。

近年、この病気に対する認識が徐々に広がり、本症の研究に取り組んでいる医師らにより、新しい診断法、治療法(ブラッドパッチ療法など)の有用性が報告されている。そのような中、医学会においても脳脊髄液減少症に関して本格的な検討を行う機運が生まれつつある。長年苦しんできた患者にとって、このことは大きな光明となっている。

しかしながら、この病気の一般の認知度はまだまだ低く、患者数など実態も明らかになっていない。また、全国的にもこの診断、治療を行う医療機関が少ないため、患者、家族等は大変な苦労を強いられている。

よって国におかれては、以上の現状を踏まえ、下記の措置を講じられるよう強く要望する。

  1. 交通事故等の外傷による脳脊髄液漏れ患者(脳脊髄液減少症患者)の実態調査を実施するとともに、
    患者、家族に対する相談及び支援の体制を確立すること。
  2. 脳脊髄液減少症について更に研究を推進するとともに、診断法及び治療法(ブラッドパッチ療法など)を
    早期に確立すること。
  3. 脳脊髄液減少症の治療法の確立後、新しい治療法に対して早期に保険を適用すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成18年10月13日
大阪市会

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